そううつ色々図鑑ーメンヘラ歴1/4世紀ー

双極性障害持ちゆえに出会った色々な人たち、出来事について。精神科入院生活の有様。サイテーな家事・育児についても。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

スピリチュアル図鑑20 (児島先生、神奈川先生) 占い鑑定お断りの巻

評判がいい、当たると聞いて見て貰おうと思ったが断わられたケースが二件あった。 一人は、友人Aが強力に薦めた児島(仮名)先生だ。Aは恋愛相談で占い(対面・電話両方)にはまっていたが、その中でもいちおしだったのが電話相談L社(仮称)の児島先生。数…

今週のお題「人生で一番高い買い物」その2 不良物件

今週のお題「人生で一番高い買い物」その2 自分だけかもしれないが「高い買い物」という表現にはネガティブな 意味合いが含まれるように感じる。「高い買い物をした」「○○は高かった」 と言った言葉には、少なからず散財への後悔や後ろめたさが漂う。 前回自…

今週のお題「人生で一番高い買い物」その1 ー花嫁のかんざしー

今週のお題「人生で一番高い買い物」 元々、大してお金を持ってないので高い買い物と言ってもその機会がない。 でも、このお題を見て●十年前の自分の結婚式を思い出した。 正確には「買い物」ではなく、「レンタル料」なのだが。 和装(打掛)と洋装(ウェデ…

スピリチュアル図鑑19(北海先生)占い師は有名人の恋人2

北海先生も、有名人△△さんとの恋仲が取り沙汰された人だった。ゴシップ記事には 北海先生は占い師として能力が高いと書いてあったし、私は△△さんが結構好きだったので一度占って欲しくなった。 埼玉先生の時と違い、喫茶店で一対一で占って貰う形となった。 …

スピリチュアル図鑑18(埼玉先生)占い師は有名人の恋人1

うつ状態も波がある。占い師・霊能者に見て貰うにしても限界に近いほど 辛く「一刻も早く何とかして下さい」という状態の時と、少し余裕がある 場合があった。 今回書く二人の先生は、比較的余裕がある時期に見て貰った人である。 と言うのは、「うつが苦し…

スピリチュアル図鑑17(兵庫先生)霊を降ろすー語らぬ祖父

占いの館に所属したり、大々的にHPを持っている占い師より口コミでひっそりと 占っている人の方が信頼性があるのでは、と思った話は以前書いた。 utuutuyasuyasu.hatenablog.com ある占い系掲示板でAさんとBさんという二人の女性が●●県の兵庫(仮名)先生い…

スピリチュアル図鑑16(新潟先生)壮大なチャネリング

チャネリングは一昔前までは目新しい言葉だったように思う。スピリチュアルな世界にも流行りすたりがあるようで、「守護霊」「前世」ブームなど記憶に残っている。 「チャネリング」とは 特別の能力を用いて霊的・精神的な世界と交流し,そのメッセージを一…

スピリチュアル図鑑15(鳥取先生)奇妙なコミュニティ

SNSで「○○県の鳥取(仮名)先生のに見て貰って良かった」という感想を見かけて、私は瞬時に飛びついてしまった。 発信者と連絡を取ると、鳥取先生は霊感でずばずば当ててくれて、とても信頼できる存在だそうだ。私の住んでいる所と先生の住む○○県は遠くはな…

スピリチュアル図鑑14(茨城先生)幻の兄弟ー水子供養

占い師、霊感占い師と言うと雑誌や街中でも良く見かけるが、「霊能者」と真っ向から謳う人は限られるのではないか。 私が見て貰った茨城(仮名)先生は、「霊能者」とはっきり名乗っていた。茨城先生は、霊能者が複数所属する団体に所属していた。昨日今日出…

スピリチュアル図鑑13 (福島先生)私の前世

がっかりさせられたり、嫌な思いが多かった占い行脚だが、占って貰って良かった、 リピートしてもいいな、と思った占い師さんもいる。 福島先生だ。福島先生は、霊感があるけれど、西洋占星術やペンデュラムを併用しつつ 占ってくれる。 福島先生を探し当て…

スピリチュアル図鑑12(奈良先生)モロッコっぽくないモロッコ占い

占い師の所に行く場合、下調べをしてから予約をしていくという手順を踏むことが 多いのだが、今回の奈良先生はまさに「行きずり」で観て貰ったのだ。 美容院に行った帰路、工事の為いつもと違うルートを通らなくては ならなかった。 多分こっちの方向に行け…

スピリチュアル図鑑11(岩手先生)インスピレーションお札はどこへ?

占い師の評判のサイトを見ていたら、良いレビューの多い男性占い師が目についた。岩手(仮名)先生とする。 「1200字以上の詳細なメール鑑定!オリジナルの念を込めたお札付き」 手法は霊感占い。基本メールで鑑定をし(対面方式もあるが、岩手先生の居住地…

スピリチュアル図鑑10 (愛媛先生)教科書を外れない占い

雑誌を読んでいると、一見記事のように見えるがよく見る実はと広告だということがある。 その手の広告でよく見かけたのが愛媛(仮名)先生だ。東洋占星術を良くするという。 長い占い師歴、説得力のある語り口に一度行ってみようという気になった。 愛媛先生…

スピリチュアル図鑑9(高知)猥褻霊能者

この話は今思い出してもむかむかする。そして自分の愚かさにも腹が立つ。 スピリチュアルではずれ籤を引き続けて来たけれど、最大のはずれ籤の一つが 今回の高知(仮名)だ。高知に大しては今も怒りと軽蔑が消えていないので、敢えて呼び捨てにする。 高知を…

スピリチュアル図鑑8 霊感タロットー転勤への決断ー

夫がD県への転勤が決まった時の事である。 utuutuyasuyasu.hatenablog.com 上記の記事のように、結果的にはとても楽しく、平穏に過ごせた。 しかしそれは無事終わったから言えることであり、転勤前の不安は非常に大きかった。 知り合いの一人もいない地で、…

スビリチュアル図鑑7 Iさんと奇妙な除霊儀式

落胆や嫌悪(自己嫌悪含め)を繰り返しつつも、私のスピリチュアル行脚は続いた。 今回ははずれだったけれど、次こそは。箱の中にくじが入っていて、何回もはずれを引いているけれど、 いつかは当たりが出るかもしれない。いや、きっと出る。そんな心境だった…

スピリチュアル図鑑6 呪術廻戦??

スピリチュアルな世界に興味を持ち始めてから、そう言った関連のサイトや掲示板をチェックし始めた。 ネット上でやり取りを続けて行くうちに、なんとなくグループが出来、決まったメンバー内で連絡を取り合う様になった。 メンバーは自称も含め、霊能者、霊…

スピリチュアル図鑑5(佐賀先生)山伏とご先祖さま

青森事務所で痛い思いをし、懲りたかと思いきやそうではなかった。 少しの間は、占いについて書いてある本を見る気もしなかったが、そのうち うつの苦しさのあまり、また私の気持ちはスピリチュアル方面に傾いて行った。 青森先生は駄目だったかもしれない。…

スピリチュアル図鑑4 (青森先生)医者も頼る?謎の宇宙パワー

今回はスピリチュアル「グッズ」編、でなく「人」編。私の苦しみを解決してくれる「人」として探したのは、霊感占い師、霊能者、チャネラ―、スピリチュアルカウンセラーと言った人々だった。 占い師の中でも「霊感」としたのは、西洋占星術や手相でうつが治…

スピリチュアル図鑑3 グッズ編その2

2の指輪と3のペンダントは、スピリチュアルグッズを扱う店で購入した。 指輪は万能のツボとやらを刺激する形で出来ており、はめるだけで健康になる。 ネックレスは、身体の不調は全て体の歪み、特に背骨の歪みから 来る。ネックレスをつけているだけでその…

スピリチュアル図鑑2 グッズ編その1

スピリチュアルグッズを買うにあたっても、 5か条は絶対に守ると決めていた。 utuutuyasuyasu.hatenablog.com こういうグッズの値段は天井知らずであると思うが、私が支払ったのはどれも一万円以下である。 1 パワーストーンのブレスレット 2 体調を整えると…

スピリチュアル図鑑1

医師に診てもらっても、カウンセラーに話を聞いてもらっても、酷いうつ状態は一進一退だった。 薬は何度も調整して貰ったが、効果を感じなかったり、感じても微々たるものだったり、 副作用が強かったりだった。 私は子供が18になるまでは(18になれば親から…

竹藪の家

私の母が子供の頃住んでいた家の近くに「キ○○イの家」(○の中はご想像下さい)と呼ばれた家があったそうだ。 整然とした住宅地の中の竹藪の生い茂った一角があり、その中に建った家がそう呼ばれていた。 母が祖母に聞いた話によると、その家には母親と息子二…

カウンセラーの仕事ーサイコオンコロジーー

時系列的には前後してしまうが、A病院時代に七瀬先生(カウンセラー)から聞いた話をふと思い出したので記事にする。 繰り返しになるが。A病院でカウンセリングを利用するには、主治医にまず相談し、カウンセリング部門に繋ぐ形を取っていた。 utuutuyasuyas…

患者図鑑10 プレゼン資料作成

今回書く男性患者は、見た目もごく普通、待合室で騒ぐ訳でもないので目立たない存在だった。 いつもスーツ姿だったが会社帰りや会社の合間に来るのだろうか、背広を着た人は珍しくもないので特に気にも留めていなかった。 「久米(仮名)さんどうぞ」と診察室…

患者図鑑9 放送禁止用語

これは正確に書けば、罵詈雑言、放送禁止用語や差別用語満載になる出来事である。 私が待合室に座っていると、二列ほど前の席に男性がすっと座った。 初めは気にも留めていなかったのだが男性はぎろっと周りを見回すと、 大声で口汚く罵り、悪態をつき始めた…

今週のお題「好きな街」ー我が千代田区に誉ありー

今週のお題「好きな街」 親も夫も転勤族で、色々な土地に住んだ。引っ越し回数は10本の指では足らない。 転勤先で近隣県への旅行もしたので、47都道府県制覇… とまでは行かないものの、それなりに様々な場所に行った。 その中でも思い出すと心の中がほの温か…

患者図鑑8 静と動

前にも書いたが、通院のサイクルが合うと同じ患者に毎回出会うことになる。 対象的な患者さんがいた。両方とも男性で30〜40代に見えたが 待っている間の様子は真逆だった。 片方の男性は、必ず定位置に座り、ロダンの「考える人」のようなポーズを取って動か…

患者図鑑7 異邦人

A病院での印象に残る患者については「患者図鑑」で触れたが、精神科単科病院のB病院の方が記憶に残る 患者が多かった。一番インパクトが強かったのは入院患者だが、ここでは通院患者について。通い始めると、外国人の風貌の人を何人か見かけるのに気づいた。…

精神科医十人目(熊本医師)ホスピタル☆ウォーズ

川端さんの不満は、栃木医師があまりにクールすぎることだった。 utuutuyasuyasu.hatenablog.com 入院した際に私も栃木医師を見かけたが、竹のような、固く細い印象の 女医だった。 川端さんがいかに自分が苦しくて、辛いか訴えても表情を変えない。 いつも…