悪魔の電話育児相談
不穏な気持ちを抱えつつ、近くの公園通いは続けていた。
笑顔を作りながら、疲れと不安な気持ちでいっぱいだった。
けれどもママ友にそれも打ち明けることも出来なかった。
私「育児大変よねぇ。何だか疲れちゃって」
友人「あはは、そうよねえ」
で会話終了。
でも一向に気持ちは晴れない。
育児電話相談の番号を調べ、電話してみた。
「6か月の子がいます。起きている時間が長くなって、どうやって接して
あげるのが正しいのか、迷って疲れてしまって・・・」
相談員の答えは「ふーーん。あなたって悩み易いんだ」
ニュアンスを文で伝えるのは難しいが、鼻でせせら笑うような、非難するような
口調だった。私は一気に相談する気を失った。「もういいです」と電話を切ろうと
すると「待って!」記録しなきゃいけないから、住んでる都道府県と年齢を教えて」
もう適当に答えて切った。
もう一つの育児相談にも電話したが話し中で繋がらなかった。
疲れがぐっと増した。