希死念慮1 死なせない、殺さない
退院後は順調だったのかと言うと、全くもって
そのようなことは全くない。
本当に辛く苦しく、落ち込む事の連続だった。
過眠・不眠、拒食・過食、疲労感、焦燥感、絶望感、自責の念。そして
希死念慮。
うつ病(私は長年うつ病と診断されていて、一度躁状態が出て初めて双極性
傷害と診断が変わった)の症状として希死念慮、死にたいと気持ちに
苛まれるのはの特徴の一つだ。
著名人のインタビューで「一度だけ死にたいと思った」という発言が見出しとなって
クローズアップされているのを見ると、死にたい気持ちが表れるのはそんなに
稀有で、取り上げられることなのか訳ではないが意外に思ってしまう。
回数が多いのが良い訳ではなく、いや寧ろ良くないのだが、私が死にたいと
思った回数は何千回、いや万に達しているかもしれない。
もちろんその時々で思いの深さ、強さに違いはあるが。
子供が小さい頃は、一緒に死のうと何回も思った。
子供が長じてからは
一人で死のうと何度も考えた。何度も繰り返すが「子供を死なせない 殺さない」
「自分を死なせない 殺さない」が私の最低の、最大の目標だった。
今の所遂行出来ている。