ヘルパー図鑑9(鳥中さん・犬養さん)自己流勤怠管理
「つばき」利用が始まった。
初日から度肝を抜かれた。鳥中(仮名)さんという方が入ると
知らされていたが、9時30分少し前にインターフォンが鳴った。
「つばき」は10時からのはず。宅配便だろうか、と思い、応答すると
「おはようございます。『つばき』の鳥中です」
狼狽しながらドアを開けると
「10時からっていうことですが、時間もったいないですし、私早くても大丈夫ですから!」
うつは朝起きるのがとても辛い。「ひまわり」利用の際も10時起きでも
やっとの事があった。
「10時でいいんですけれど」「いえいえ!私時間空いてますから」
鳥中さんはさっさと終わらせて午後を有効に使いたいのだろうが
そちらは大丈夫でもこちらは大丈夫でない。初っ端から驚かされた。
犬養(仮名)さんという方もフリーダムだった。
来る時間帰る時間、自分都合・自己設定なのである。ある時は9:45に来て、
11:45に帰る。またある時は10:10に来て12:10に帰る。確かに2時間分援助はして
下さるのだが、まだ10時まで時間があると気を抜いているとインターフォンが鳴る。
10時を回ってもう来ないのか、と心配していたら来る。契約通り10時~12時を守って欲しいだけなのだが。
事務局にその旨要望を伝えたが、時間の差の幅が少し縮まったのみに留まった。