うつ母のサイテー東大育児19 パソコンもスマホも使い様2
前回
に続いて。
前回は学習用ソフトの活用について書いたが、一番役立つのはPC(及びスマホ)で
「自分で調べる事」だと思う。
以前なら、図書館に行ったり電話をかけなくては分からなかった事が、今は自宅で
検索をして知る事が出来る。
最初は検索の方法やコツなど若干手ほどきは必要だが、あとは子供が自分で
色々調べ出す。
ただ、色々注意喚起されているようwebの世界は子供に取って色々な危険をはらんでいる。思わぬ所で危ないサイトに入りこんでしまったり、SNSでの顔の見えない相手との繋がりなど。フィルタリング、セキュリティソフトでの対策は勿論だし、その他も
利用時間の制限(放って置くと、のべつ幕なしにやり続ける)などルールを作って
置く事が必要だ。
一定の決まりを守りながらなら、パソコン・スマホは情報や知識の宝庫だ。
「お母さん教えて」「これ、何なの?」から自分で調べるようになっていった。
その丸投げ感がいいか悪いかは議論の分かれるところだと思うが、私の場合は
子供に付き合ってあげる事が十分できなかったので、パソコンやスマホにお任せ
せざるを得なかった。
地元の図書館にない蔵書や論文を見られたり、海外の物にもアクセス出来たりするのは大きなメリットだ。
後から子供から聞いたのだが、自分が興味のある内容の事を検索していたら海外の
(英語)のニュースサイトに行きついて、辞書で調べながら読み解いていたという。
そうすれば時事問題、英語力アップと一石二鳥だ。youtube、zoomも大いに活用したい。
英語で思い出したが、ある外国人(メアリー(仮名)イギリス人)の友人が言っていた事が印象に残っている。彼女の祖母は戦争で命からがら、身一つで他国に家族で逃れた経験がある。
孫娘であるメアリーに「形ある財産は容易に失われる。けれども自分の中に蓄えた
知識は誰にも奪うことは出来ないのよ」と教えたそうだ。
彼女はそれを座右の銘としてきたという。
fortune とは富も意味するけれど、幸運も意味する。「知識」という富を溜めて
おけば、幸運への道も開けるのではないだろうか。