私が精神科以外で入院した経験は、出産と扁桃腺を切った時くらい。いずれも短期。あっと言う間に退院した。
精神科は数か月、年単位で入院する人もいる。長時間の入院生活をどう過ごすかは大事な問題だ。
精神科入院生活の中身は、前に書いた記事と重複するけれど、
◎必須 ○望ましいが強制ではない ☆オプション
と区分けすると(あくまで私の経験上)
◎服薬
◎食事
◎睡眠(しかし私は眠れない)
◎診察(週一程度)
○洗濯
○入浴
○洗面
○着替え
☆カウンセリング
☆作業療法
となる。
洗濯や洗面が○で「えっ」と思った方もいらっしゃるかもしれないが、
家族に洗濯物を持ってきてもらうパターンの他、本人が着たきり雀でいても、洗濯を「強制」される事はない。全く洗濯しない訳ではなくとも、例えば3~4日に一回しか着替えをしなければ洗濯の回数も減る。
入浴や洗面も、衛生を保つため必要なのだが億劫、だるいと言った理由で行わない(行えない)人はいた。服薬・三度の食事・診察は看護師や医師が管理して、必ず遂行されるようになっている。
さて、強制が食事と週一回の診察(20~30分程度)と服薬(一瞬で終わる)であるとあとは膨大な時間が残る。
本を読んだり、共用のテレビを見たり、スマホを見たりしてもまだ時間が余る。
なので、かなりの時間は患者同士はおしゃべりする事に費やしていた。
B病院は児童精神科を掲げていないので、入院患者はほとんどが18歳以上だ。
(一人女子高生がいた事は前に書いた)
下は大学生から上は具体的な年は聞いていないが、いわゆる「おばあさん」と言われる年代。上はおばあさんから下は孫まで揃っている。
少しでも入院生活を心地よいものにするために、友達をどう作るか。それについて書いていく。