そううつ色々図鑑ーメンヘラ歴1/4世紀ー

双極性障害持ちゆえに出会った色々な人たち、出来事について。精神科入院生活の有様。サイテーな家事・育児についても。

退院後の生活5 双極II型障害

躁状態

それまで、例えば自立支援の診断書の病名は「うつ病」だったが、その時から今に至るまで病名欄は「双極性障害」となっている。

詳しい人には今更の話になるが、双極性障害には1型と2型がある。

国立国際医療研究センター病院のHPから引用すると

www.hosp.ncgm.go.jp

双極I型障害の躁状態は、社会生活に支障をきたすほどの激しい躁状態を引き起こします。たとえば、夜も眠らずに動き回る、話が止まらない、大きな声で話し遮られると怒る、などの突飛な行動を引き起こします。

双極II型障害の特徴でもある軽躁状態は、社会生活における著しい支障はない程度の躁状態のことを指します。本人が異常と捉えることはあまりなく、周囲が先に気づくことが多いです。

1型の方が症状が激しい。そして鬱と躁を繰り返すのに対して、2型は稀にしか躁転しない事もある。

私の場合も、最初から本来の病名は「双極II型障害」だったのだが、鬱が続き、「鬱病」と診断されていた。治療を始めて15年以上経ってから初めて躁の状態になり、「双極性障害」と診断がついたのだ。

こちらのHPにも説明があるが

kokoro-share.jp

鬱病双極性障害の見分けは難しく、正式な診断に行きつくまで4~10年かかると書いてある。

このHPの下の方にうつ病の可能性と双極性障害の可能性を見分ける表(図)が載っているが、すべてが双極性障害の項に当てはまる訳ではないものの、寝すぎてしまう、他人からの拒絶が怖い、食べ過ぎてしまう等かなり該当する。胃腸の不調、眠れない、食べられないと言う事はなかった。こうやってみると、長い鬱が続いた双極性障害であったと納得が行く。