とどめの一発 私は一人ぼっち
ダウンとかとどめの一発とか書いているけれど、
私は格闘技は詳しい訳でも興味がある訳でもない。
けれど、TVで見るボクシングなどの試合で
ぶん殴られて倒れる、ダメージを受けてふらふらになる、
私の場合は精神的なものだけれどまさにやられている選手
の状態が一番近くて例えやすいと思うのだ。
さて、電話相談で「悩み易い人認定」され、
気分の晴れないところに
とどめの一発が来た。
子供が熱を出して、数日公園通いを休んだ。熱が下がり
公園へ行くと、他のママたちが「この間有難う~」「楽しかったよ」
と盛り上がっている。聞くと、遊び仲間の一人、Aちゃんのお誕生会をAちゃん家
で催したらしい。うちは風邪だったから仕方ない、と思いつつ
数日前まで公園に来ていたのに聞いてないとか、Aちゃんの実際のお誕生日は
もう何日か後なんだからうちが元気になるまで待ってくれていてもいいのに
とか、「病気で呼べなくてごめんね」「残念だったね」の一言もなくわたしたち
を置いてけぼりで誕生会の話でもりあがっているとか
今書くと被害妄想、ひがみ根性満載で歪んだ見方をしているのが恥ずかしいくらいだが、
その時はそのような考えがぐるぐる頭の中を回り止まらなかった。自分たちと他のママや子供の間がすーっと離れて行った。
一生懸命涙をこらえながら午前中の遊びを終え、家に帰り思い切り泣いた。
「何で… 何でうちだけ?」「何で誘ってくれないの?」「どうして!?」
お誕生日の件から、私の精神状態は転がり落ちるように悪くなっていった。