うつ母のサイテー東大育児11 赤ちゃん~保育園時代
赤ちゃんから保育園時代、0~5歳までの育児について思い出してみたい。
まず、子供にとって安心で安全な場所、パパとママはあなたたちが大好き
だという事を言葉と実践を持って伝えていた。
スイミングと工作教室の他は特に「教育」的な事はしなかった。ともかく愛情を伝える事。幸せな気持ちにさせたい、
笑顔を一つでも多くしたいとは常に心掛けていた。
また、話しかけはとても積極的に行っていた。言語習得をさせようという意図
ではなく、乳児であっても可愛さのあまり自然と語り掛けてしまうのだ。
もともと私が話好きだったからだろうか?いや、夫は普段は比較的無口
だが、子供可愛さにのべつまくなしに話しかけていた。
「まだ言葉のしゃべれない子供に対して、何を話せばいいかわかりません」
という育児相談を見た時にはびっくりした。
新生児の頃から「お腹空いたの?」「お目目覚ましたね」「おはよう」と顔を
見れば言葉が出てしまうのだ。
喃語を話しようになれば、「そうなの?」「そうだねぇ」と実際の意味は分からないものの、相槌を打ったり、次を促したりしていた。
言葉の習得にも役立ち、コミュニケーションも取れ、感情の交流にもなる、とても
楽しいひと時だった。
言語というツールを得るとまた世界は拡がる。どんどん子供に話しかけて行って欲しい。
小さい子供は何にでも興味を持つ。あっちこっちに行ったり、物を拾ったり
口に入れようとしたり。勿論危ない事は制するようにしたが、出来るだけ
やりたいことはさせるようにしていた。工作教室も、子供の行きたいという気持ちを
汲んだ。
親があまり制限をかけると、子供は及び腰になったり、親の顔色をみて許可が得られるか伺うようになる。危険であったり、人に迷惑をかける事でなければ多彩な経験を
させてあげたい。探求心と自由な心の醸成、またそれによる様々な経験は
後々大きな財産となって生きてくる。
うちは機動力は非常に低く(私が具合が良くなかったので)と経済力には制限
(セレブでもリッチでもない)があったが、自治体や企業の主催する幼児向けの
イベントは機会があれば利用していた。
安価であり、良質でなかなかプロでないと企画できない内容のものがある。