そううつ色々図鑑ーメンヘラ歴1/4世紀ー

双極性障害持ちゆえに出会った色々な人たち、出来事について。精神科入院生活の有様。サイテーな家事・育児についても。

好きだった給食メニュー【今週のお題】

「好きだった給食メニュー」

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これはブログのお題だけど、実生活で給食メニューを話題にしても

結構盛り上がると思う。

地方でも違うだろうし、私立公立でも違うだろう。

一番大きいのはジェネレーションギャップだと思う。子供の学校の給食の

献立を見たり、給食試食会に行くと「○○風サラダ」「××風カレー」

(ただの「カレー」ではない!)とその豪華さ、多彩さに驚かされる。

レストラン顔負けだ。今の子は舌が肥えている。

 

翻って本題に戻る。自分の好きだった給食メニューについて(小学校時代・昭和)。

私の子供の頃は外食が今のように一般的でなかったので、給食がいわば

貴重な外食の機会だった。今では問題になりかねない「完食」

の強制などはあったが…

 

好き嫌いがもともと無く、イベントとしての給食が大好きだったので

嫌いなメニューは一つもなかった。

その中で思い出補正も入っていると思うが、好きだったメニューNo1は

「くじらのケチャップ煮」である。そう、昭和はくじらがしばしば給食に

登場していた。

以前は安価なたんぱく源だったくじらは、ご存知のように

今では簡単に給食や家庭の食卓に出すのが難しいものになってしまった。

「くじらのケチャップ煮」とはー 一生懸命思い出してみるが一旦唐揚げにしたくじらに名前の通りケチャップ味で煮たものである。強いて言えば酢豚に似ているだろうか。

しかし、単にケチャップだけでなく他にも色々混ぜて煮てあったと思う。

カリッとしたくじらの肉、子供向きの甘いケチャップの味付けが絶妙で献立表に

その一品が載っているとわくわくしたものだ。

月一度くらいの頻度で出されていたように思う。

進んだ公立中学は給食無し、お弁当持参だったのでくじらのケチャップ煮とは小学校卒業とともにお別れになってしまった。

その後はくじらが手に入りづらくなり、長い事ケチャップ煮を味わうことはなかった。

「学校給食体験」を謳った飲食店があるけれど、大大好きなケチャップ煮

の名を見る事はない。勿論普通の飲食店でみかけることもない。

大人になって、レシピを検索してみたが何故か「くじらの竜田揚げ」はたくさん

ヒットするものの、ケチャップ煮が見当たらない。竜田揚げも記憶にあるし、好物

だったがそれより何倍も何倍もケチャップ煮が好きだったのだ。

私が最後にケチャップ煮を食べたのは小学校6年の時。それから幾星霜、一度も

愛するケチャップ煮を食べていない。