そううつ色々図鑑ーメンヘラ歴1/4世紀ー

双極性障害持ちゆえに出会った色々な人たち、出来事について。精神科入院生活の有様。サイテーな家事・育児についても。

親ガチャ 医者ガチャ1

ガチャ

今年の共通テストに「親ガチャ」を連想させる問題が出題されたという。

news.yahoo.co.jp

「親ガチャ」は生まれ育つ環境を子ども自身が選べないことを表す言葉で、テストに出るほどに市民権を得、認知度が高い言葉になっていると思う。

「ガチャ」は、どんな品が出て来るか自分の意思で選べない。出たとこ勝負だ。自分の力ではいかんともしがたいのに、どんな親のもとに生まれたかによってその子供の人生が大きく変わる。親は一番身近で、長い時間を過ごし、時に子を支配し、時に大きな愛を与える生殺与奪の権を持つ存在だ。

 

「親ガチャ」ばかりではない。「教師ガチャ」そして「医者ガチャ」も人生を左右すると思う。

たとえ親ガチャに外れても、優れた教師に出会う事が出来れば、ある程度のリカバリーは可能ではないだろうか。教師が説得して親の態度を改める事もあり得るだろうし、愛情や信頼を子供に教える事も可能だ。いじめや不登校も、級友に問題があるケースもあるだろうが、教師が問われる部分も多いのではないだろうか。

親ガチャ、教師ガチャは子供という弱者、そして子供側からは選べない、第三者から一方的に与えられるという立場からの「ガチャ」である。

 

「医師ガチャ」、はずれの医者に当たる事は大人にでも起こる事である。生まれてみたらこの親だった、担任がこの教師だったというケースとは違う、と思われるかもしれない。

確かに「親ガチャ」←これはいかんともしがたい。親を取り換える事は出来ない 「教師ガチャ」←転校という最終カードもあるが、そこでまたガチャに外れる事もあるしリスクが高い とは違い、医者は自分で病院を選んでいく。通院をやめる事も出来る。

大人なら、子供より判断力も行動力も財力もあるはずだ。