親ガチャ 医者ガチャ2
前回からの続き。
しかし、考えてみて欲しい。医者に診て貰うというのは、心身どこかしらを病んで弱っている。しかも多少の不調なら市販薬を服用したり、我慢する場合もあるだろうから
(そうでない人もいるだろうが)ある程度状態が悪いと考えられる。
いきつけ、かかりつけ医があればともかく、とりあえず近所の病院・診療所に行くパターンが多いのではないだろうか。ネットや本で評判のいい医者を探すほど余裕はない。遠くまで行くのは辛い。また、もし評判のいい医者を探しあてたとしても予約が一杯で、そこまで待てない事もあろう。
保健所に問い合わせても、自分の家から近い医院、つまり地理的条件+該当科の医院を紹介してくれるだけだ。
初めての医院にかかるのは少し勇気がいるものだ(私だけ?)。ふらふらになって、
勇気を出して受診して、信頼できる医師に出会えればそれほど幸運な事はない。
しかし、物事はそういつもうまくは運ばない。
人間同士だから相性もあるとは言え、基本的なマナーの欠如、そしてもっとも大事な医師としての力量に疑問がある医師に会ってしまった経験はないだろうか。
私の学生時代の同期で医師になって、診察は金目当て、と言ってはばからない根上君のような医師もいる。
ドクターハラスメントと言えるようなケースも書いた。
これは私の親戚が子供時代に体験した整形外科での実話。右足を怪我してメスをいれなくてはいけないのだが、医師は左足を処置しようとする。親は外で待たされていた。
子供ながらに「先生、痛いのは右足です!」と主張するも、問題のない左足に処置をされてしまった…。総合病院なので、上長の医師に変わり右足の処置はされ謝罪も受けたと言うが。心と足の傷跡は残っているという。