そううつ色々図鑑ーメンヘラ歴1/4世紀ー

双極性障害持ちゆえに出会った色々な人たち、出来事について。精神科入院生活の有様。サイテーな家事・育児についても。

うつ母のサイテー東大育児15 節約育児2

近所のおじさん

タイトルの「節約」というのは時間 お金 労力 全てに対してである。

自分の体が思うように動かない中、スーパー家政婦、カリスマ家庭教師を

雇えたらなどと妄想したことはあったが、それが叶う現実ではない。

前項では自治体や企業、NPO法人などの安価な企画を活用する術について

書いたが

utuutuyasuyasu.hatenablog.com

今回は個人レベルの話をしたい。

親は勿論だが、祖父母・おじ、おばなどの親戚、ご近所さんまでとても

身近で親身になって広い意味の「教育」をしてくれる。

人生経験でもいいが、子供が往々にして興味を持つのは「仕事」の話だった。

お父さんの仕事は何なの、おじいちゃんは何していたの、おじさんのお仕事は。

祖父母はもう退職しているかもしれないが、現役時代の話でかまわない。

目をきらきらさせて仕事の話に聞き入っていた。

話す方も時に得意げに、誇らしげに熱心に説明してくれた。

会社の事業内容は、どんな製品を作っていたのか、規模は、広告は、HPは。

実際に自分が働いている(いた)会社の事だから実に生き生きとした実感を伴っている。

不思議な物で親が言っても耳に入らないものが、親戚や近所のおじさんのいう事には

熱心に耳を傾けるものだ。

会社員でなく自営業なら、店先を見せてもらっても隅に居させてもらってもいい。

そこから実際に会社の外観を見に行ったり、商品をスーパーで見たり、ゼネコンなら

作ったビルを確認に行ったり、運輸関係なら実際バスや電車に乗ったり。

そこから読書や詳しく発展的に調べたり、関連事項を勉強したりと

網のように知識や興味が繋がり、広がっていく。

小さい子供は「あれ何?」と頻繁に聞く。本来子供は興味旺盛で、新しい事を知る

事に喜びを感じる存在なのだと思う。

色々な人に会わせることで、子供の知識欲は刺激されどんどんと世界が開いて行く。

そう言えば夫の仕事関係の外国人が来日した際に会わせた事もあった。

外国の人、違う言語を話す人の存在に目を丸くしていた。

夫が彼と英語でやりとりするのを見て、日本語以外のことばがあることに

びっくりした、と後から話していた。