HSPと聴覚過敏5 WAIS続き
前回からの続き
utuutuyasuyasu.hatenablog.com WAISは知的能力の他、言語能力、抽象的思考力、記憶能力、処理速度を測ります。
多分記憶能力のテストに差し掛かった時だと思うのですが、私が検査を行っていた部屋の隣の診察室に患者さんが入って来て、医師と話し始めました。それほど声高ではなかったのですが、話の内容が分かる程度のボリュームでした。初めは気にしないようにしてテストを進めて行ったのですが、もともと不得意分野という事もあり、集中できなくなって「すみません、隣の部屋の声が気になって出来ません」とカウンセラーに伝えました。
カウンセラーはちょっとびっくりした顔をして、もう少しやってみましょうと言って検査は進み、処理速度になると隣の会話が続いているにも関わらずスムーズに答える事が出来たのです。
次の受診の際、WAISの結果とカウンセラーのコメントを見た主治医から、要は私が不得意とする分野の検査だからことさら隣の音が気になってしまったのだ、という旨伝えられました。
どうやら私は「聞き流しながら」「音と同時に」物事を行ったり考えたりするのが苦手なのでしょう。
それに加えて、静かにするべき博物館、図書館で私語をしている!電車の中でうるさい!周りを顧みない行動に義憤を感じてしまう面があるのだと思います。
とは言え、私が規則をきっちり守る人間かというとそんな事はまるでなく、犯罪的な事はしませんが(笑)例えば赤信号を渡ってしまうとか、近道するために立ち入り禁止のエリアに立ち入る事を普段やっています(ごめんなさい)。
そんな行動をしているくせに、美術館や図書館で私語を交わしている人がいると、係の人にチクりに行くというダブスタな人間です(反省)。