精神科単科病院への入院1
最近の投稿は育児や受験に偏ってしまっていたが、元々これは私のそううつを
通しての色々の経験を書くために始めたブログ。
ここで私の病気の話に戻ろう。
前回まで子育て、受験について書いてきたがその間私は本当に青息吐息の状態だった。
辛さや絶望のあまり、何度死のうと思ったか分からない。
それでも一回目の入院をしてからは
何とか通院治療でしのいできたが、とうとう通院のみでは乗り切れない時がやってきた。
その時は、主治医の五藤医師の異動に伴い、最初に入院したA病院(総合病院)
からB病院(精神科単科病院)へ転院していた。カウンセラーは静岡先生だ。
手抜きのサイテー家事、サイテー育児であったが、それでも無理をして私が
、やらなくてはいけない局面は度々あったし、やらないならやらないで罪悪感に
苛まれた。
そのうち、前経験した事のある最悪の状態ー 一週間後の自分がどうなっているか
分からない。一週間を乗り切れるか分からない状態になった。
そのような窮地にあっても、私は入院に抵抗があった。これも既に書いた事であるが、
私自身が「精神を病む」事に対しての後ろめたさや偏見に囚われていた。
総合病院で、他科に紛れて入院するのと違い、精神科単科病院に入院するのは
抵抗があった。
五藤医師や静岡カウンセラーから見ると、私は入院させたほうが良い状態まで
来ていたようで、二人から入院を勧められた。
静岡先生は冗談めかして「三食昼寝つきだよ?そんなに構えないで、ちょっと旅行気分、リゾート地に行く気分で入院してみたら?」と私の気持ちをほぐそうとしてくれた。
家の事もあるし、となかなか決心がつかなかったが、もうとうとう限界だ、と自分で
悟る段階になってしまった。
診察の際に「入院します」と私は五藤医師に告げた。