そううつ色々図鑑ーメンヘラ歴1/4世紀ー

双極性障害持ちゆえに出会った色々な人たち、出来事について。精神科入院生活の有様。サイテーな家事・育児についても。

退院への道1

退院

B病院(精神科単科病院)での「患者図鑑」で大分長くなってしまったけれど、

B病院の一回目の入院は4か月に少し欠ける位であった。   

 

まず、へろへろでもう動くのもやっとという状態で入院

医師から生活のリズムを取り戻す、起床・睡眠・食事を規則正しく取るように心がけるよう指示される

何とか食事の時間だけは起きるが後は殆どベッドに寝たきり

段々エネルギーが湧いてきて、食堂での患者同士の雑談に加わったり、作業療法に参加したりする(作業療法参加も医師の許可が必要)

半日外出⇒一日外出⇒外泊 と少しずつ病院の外に出る機会を増やしていく

 

という過程をたどった。外出も、最初は近所のスーパーやコンビニから始まり、

自宅への日帰り、自宅への泊りがけと進んでいく。自宅泊も一泊二日から二泊三日へ、と段階的に伸ばしていく。

外泊を許可されても躁状態になり、また後戻りとなったことは既に書いた。

utuutuyasuyasu.hatenablog.com

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理想は少しずつ家での日常生活、例えば家事や買い物をスムーズに行う事が出来る事。

それが安定して出来るようになって初めて退院が見えてくる。

入院仲間の鹿倉さんはシングルで一人暮らし。サポートする人がいないので、彼女が帰宅した場合は主治医は微に入り細に入り様子を聞いて、退院後彼女が一人暮らしが出来るか注意を払っていた。

私は家族がいるので、そしてヘルパーに手伝ってもらう旨も伝えてあったので、まぁ7割8割大丈夫なら退院しましょうか、という主治医のスタンスだった。

(文中は全て仮名・仮称です)