そううつ色々図鑑ーメンヘラ歴1/4世紀ー

双極性障害持ちゆえに出会った色々な人たち、出来事について。精神科入院生活の有様。サイテーな家事・育児についても。

今週のお題「何して遊ぶ?」ーGW その3

掃除

今週のお題「何して遊ぶ?」

 

前回からの続き

utuutuyasuyasu.hatenablog.com

部屋に帰り、室内をチェックするとここそこに蜘蛛の巣が。角に目をやれば

高確率で蜘蛛の巣を発見できる(苦笑)蜘蛛の巣は一朝一夕に張れるものではないので

、こちらも掃除のほどはお察し。

畳は焼けて擦り切れ、階段や玄関のカーペットも色あせてしみが残っている。

レトロな建物でも、掃除や手入れで清潔さを保っている所はいくらでもあるけれど

ここはいわば放置された死臭が漂っていた。

前の記事に書いたように、カラオケ、ビリアード室、ダンス室(←時代を感じる)もかつて存在していたようだ。案内板や、部屋の前に表示が残っていた。しかしそれは悉く機能しておらず、中にはうずたかく荷物が積まれて物置状態になっていた。

大浴場に行ってみた。浴室も脱衣所も清潔感はみじんもない。髪の毛が落ちているが、利用者があまりいなさそうなこの旅館で、一体いつの客が落としていたものなのだろう。お湯は張られていたがぬるい。目地はカビが生えているし、シャンプーやボディーソープはあったが、いつのものだか分からない。石鹸が置かれているが、ひびが入って干からびている。せっかく温泉に来たのだから、とちょっとだけ湯船につかってすぐ出た。温泉でリフレッシュ、くつろぐどころの話ではない。

口に出さないまでも「はずれ」を引いたのはみな感じていた。iさんがh旅館、と聞いて微妙な表情をしたのは、きっとここの評判を耳にしていたのだ。しかしもう予約が明日となって、新しく宿泊先を探すのも困難だと分かっているので、敢えて言わなかったのだろう。

後は食事。旅館のあるg市は海沿いだ。新鮮な魚介類が食べられる… かもしれない。

一発逆転の可能性はまだ残されている。

(文中は全て仮名・仮称です)