退院 精神科の入院生活とは
入院時に言われたように。薬の調整・家から切り離すことでの休養・生活リズム
の調整そしてカウンセリングを開始したことで、病状は好転していった。
最初は病室のあるフロアの移動しか許されなかったものが、自宅で数泊
しても大丈夫なまでになり、三か月後に退院した。
精神科の入院生活とは、どんなものか想像もつかない
方もいらっしゃるかもしれない。
何のことはない、診察(週一回。診察時間は一回2~30分と長くなった)、服薬、
カウンセリング(週一回。受けていない人もいる)。あとは起床や食事など、
病院の規則に則ったスケジュールでの生活する。これが繰り返されるだけである。
後に入院したB病院(精神科単科病院ではでは若干違ったプログラムもあった。躁状態の人は個室に隔離する治療、というよりは対応もあった。
ある意味単調な生活を3か月過ごすことで、私は「ある程度」元気になった。
元気いっぱいで何事も前難なくこなす状態とは程遠いけれど
入院する前よりはよほどましであった。
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