そううつ色々図鑑ーメンヘラ歴1/4世紀ー

双極性障害持ちゆえに出会った色々な人たち、出来事について。精神科入院生活の有様。サイテーな家事・育児についても。

こんにちは、入院生活

病院

B病院に入院すべく、荷物を持って来院すると防火戸のような大きな扉が開かれた。

この扉の向こうが病棟だ。

東西に横長に病棟があり、東は女性。西は男性。両方を結ぶ場所に

テレビや談話室があり、そこは男女両方利用が出来る。

二、三階とニフロアある。

入居に当たって、入院生活の説明が看護師からなされた。

食事は食堂(男女に分かれている)に来て取る事。

洗濯は洗濯機があるので各自出来る事(勿論家族に持ち帰って貰ってもいい)

お風呂は、共用だが看護師が予定を入れるのでそれに従う事。

体調が悪い時はパスして良い。

違うフロアに行く事は余り推奨されておらず、また自分以外の病室に行く事

(話をしに行く等)は禁止されていた。話は食堂や(これも男女で分かれている)

や談話室でするように言われた。

起床、消灯の時間。

私は精神科の他は、出産で入院した経験くらいしかないが、精神科だから

という厳しさは感じない。例の病院を渡り歩いた須賀さんによると、持ち物を

全部拡げさせられて、中身をチェックされた所もあったそうだから。

五藤医師からの注意事項は、一日中寝巻でなく必ず日中は着替える事。そうやって

生活にメリハリをつける事だった。

あとは「作業療法室」があるが、ここは少し入院生活になじんでから利用しましょう

とのお達しだった。

内科の隅で小さくなっていたA病院と違って、この病院は全員精神科の患者で

医師は全員精神科医なのだ。そう思うと少し身がすくむ気がしたが、ここまで来たら

入院して一日も早く良くなるしかない。不安と、覚悟がないまぜになっていた。