そううつ色々図鑑ーメンヘラ歴1/4世紀ー

双極性障害持ちゆえに出会った色々な人たち、出来事について。精神科入院生活の有様。サイテーな家事・育児についても。

患者図鑑96 病院グルメ2  病院食を美味しく食べる

 

グルメ

少し間が空いてしまったが、病院食グルメの続き。

utuutuyasuyasu.hatenablog.com 

上記記事では食パンの焼き方にこだわる壷井さんの話だったが、入院生活の数少ない楽しみ、食事時間を少しでも充実させようと工夫する人は少なくない。

グルメ1にも書いたが、食事制限のある患者はほぼいないのでアルコール以外の飲食物は持ち込み可だ。

色々な種類のご飯のお供山のように抱えて来る真山さん。手で持ちきれないので、小さなお盆に並べたものを食事の際に携えて来て、ご飯と一緒に食べていた。

佃煮、塩辛、漬物、粕漬、梅干し… お盆がいっぱいになるくらいであった。

 

食堂には給茶機があって、水と麦茶、煎茶の温・冷を飲むことが出来た。コーヒー派の三田村さんはそれではとても満足できないらしく、何種類もの引いたコーヒー豆をパックに入れていて、紙フィルターを使ってコーヒーを淹れていた。

自宅からお気に入りのコーヒーカップ(陶製)を幾つか持ってきていて、コーヒーとの組み合わせを楽しんでいた。

 

他にもマヨラーやケチャップ、ウスターソースを何にでもかける人がいた。おおよそ相性の良くなさそうな物にも大量にかけていたが、あれはあれで本人には美味しいのだろう。

(文中は全て仮名・仮称です)