精神病院 虐待事件1
最近、東京都八王子市の精神科病院「滝山病院」における入院患者への虐待が報道された。
複数の看護師が入院患者に対し、殴るなどの暴行、また暴言を働いた疑いという。
暴行・暴言の動画を見たが、一人の看護師が患者に対し暴言を浴びせながら暴行を
行っているのに、同じ部屋に立っている看護師は止めるでもなく平然と物書きか何かを続けていた。暴行・暴言が日常的に行われ、全く問題視されていなかった証左だろう。
見ていてぞっとした。
また、その動画に映されていたのはいわゆる大部屋だが、ベッド間に全くカーテンがない。カーテンが開けられているのではなく、カーテン布自体が存在しないのだ。
常に患者同士、また看護師から丸見え。プライバシー皆無である。
私は精神病院も一般病院も入院した経験があり、また入院中の親族や知り合いを見舞った事もあるが全くカーテンが存在しない大部屋は見た事がない。
私が入院していた精神病院でもカーテンはあり、寝ている時・着替え以外は閉めきりにしないよう奨励されていたが、あんな丸見え状態ではなかった。
あのような環境、看護師では医師による診療や治療がきちんとされていたのかも疑問である。
精神病院における患者虐待問題はしばしば目にする。
精神病院の不祥事をまとめたものを見つけたが
これだけネットで情報で出回る時代になっても絶える事がない。
私の病院は開放病棟だった。文字通り、病院内ー患者同士ーもオープンな関係で、外部とも開いた関係だった。患者は医師の許可さえあれば外出も外泊もする。見舞いも自由だ。何か問題が起きたとしたら、病院内外にすぐにそれが流れるだろう。
件の病院のHPを見る限り、閉鎖病棟とは書いていないし、外出・外泊・面会も可とある。