そううつ色々図鑑ーメンヘラ歴1/4世紀ー

双極性障害持ちゆえに出会った色々な人たち、出来事について。精神科入院生活の有様。サイテーな家事・育児についても。

親ガチャ 医者ガチャ3

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前回からの続き。

utuutuyasuyasu.hatenablog.com

親ガチャ、教師ガチャが悲劇なのはガチャを引く子供が絶対的に弱い立場であり、異を唱えたり、「チェンジ」を要望する事が難しい(親はそもそもチェンジが出来ないのだが)事だと思う。

医者ガチャの場合、患者が大人ならば病院を変えればいいではないか、と思うかもしれない。しかし精神的に肉体的に弱った状態で受診する訳であるから、そこで不適切な対応を取る医師に当たったからと言って、新しい病院を探すエネルギーを絞り出すのはとても大変な事なのだ。ますますエネルギーを吸い取られ、消耗し、病気が悪化したり最悪命にかかわりかねない。

私が、精神科医が複数いいる病院を受診して、五藤医師という「あたり」を引いたのは

本当にたまたまであり幸運な事である。

前に記事に書いたが入院仲間のキムちゃんが自殺を思いとどまったのは熊本医師のアツい説得があったからだ。

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元気なころから転ばぬ先の杖で病院にあたりをつけておくか、医師の友人知人を作っておいてその人たちに紹介して貰うのが間違いがないと思う。

今はネットでも評価が見れたり(額面通りに取れるかは少し疑問があるが)医師も自分の経歴や資格をHPにアップしている事が多いので、選びやすくはなってきていると思う。大きな病院だと、手術の実績も公開している。

病気に限らずだが、初期の対応は大事。同じ病気でも医者により病気の経過、患者の心身は雲泥の差が出る。

親ガチャ、教師ガチャ、医者ガチャ… 宝くじよりこちらの「あたり」の方がずっと人生には大きな影響が出る。しかしどんなに努力したとしても、「運任せ」の部分は否定できない。くれぐれもはずれガチャは引きたくないものである。